本日、東京都内で開催された全国郵便局長会(末武 晃 会長)の「中堅若手会員代表者交歓研修」においいて、ご挨拶の機会を頂戴しました。
挨拶では、郵政民営化によって大きく変化した社会環境の中で、郵便局が地域社会において果たすべき役割はますます大きくなっていると指摘。特に、将来を見据えた新しい施策やサービスの開発が求められると強調した。
具体的には、中堅若手の皆さまの発案で事業化した、埼玉県で始まった「狭山新茶レター」や、沖縄のサンゴ再生に貢献する「サンゴレター」のような、地域に根ざした商品開発の重要性を強調。地域住民のニーズを把握し、地域課題の解決に貢献するようなサービスを共同で開発していくことの重要性を訴えた。
さらに、郵便局が、地域のコミュニティハブとして、行政サービスとの連携を強化し、地域住民の生活を支える役割を果たしていくべきだと述べた。また、郵政グループの経営については、利益が現場に還元されているかといった点について、より透明性を高める必要があると指摘した。
今回の法案改正が、郵便局が地域社会においてより重要な役割を果たすための基盤になると述べ、参加者に対し地域に根ざした新たなサービス創出に向けて積極的に取り組むよう呼びかけた。
本日は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。